デザインとキャッチコピー
最近よく頂いているHPヘッダーのデザインも含めてのお話です。
先日、知り合いの親族がラーメン屋を始めたそうで、味には自信があるのにお客さんが来ないし、来てもメニュー表を見て帰ってしまう人もいて困っているというお話がありました。
早速メニュー表の写メを見せて貰うと…線と線の升目で区切ったグリッドの中1つずつに、綺麗にラーメンの写真が並んでいました。。居酒屋や回転寿司チェーンのタッチパネルのよう💧なるほど、これは美味しそうに見えません…
ラーメン屋であれば荒々しく筆文字でメニューを書いたり、売りのラーメンだけ大きく扱うなどむしろキチンと整列しない方が、美味しそうに見えたりします。。
それと、メニュー表の他にも看板やのぼりなど、キャッチコピーがいるんじゃないのかとも思うのです。。例えば
「家系ラーメン」→「創業25年。守り抜く老舗の味、○○家」の方が美味しそう、食べてみたい!とか私なら思います👍
CMの「そうだ、京都いこう」も、ただのお寺と紅葉の写真とナレーションがあるより、このコピーがボン!と前に出ている事によって、遥かに響くように思います。。
私自身、12年以上デザイン畑におりますが、4年ほどは編集者兼コピーライターの方と仕事をしていました。会社にはライターさんとデザイナーが半々ずつ働いていました。
つまり、場合によっては見せ方の重要度のウェートのなんと半分がキャッチコピー、見出し等なんじゃないかとも思うのです。。
CMや大手の広告の背景には必ずプロのコピーライターの存在があります。高額なコピーライター養成所もありますし、それだけで食べている人も沢山いるのです。。
作ってみたい!食べてみたい!その施術受けてみたい!と思うような連想をさせるキャッチコピー、文章の力。
何故ならフリーになった以上、魅力あるレイアウトデザインは当たり前で、更に私が応援したいのは、同じように暗中模索の中で頑張って起業した方々です。
だから総合的に、私一人でお客さんを集めるようなコーディネート力が必要なのです。
そのチラシやヘッダーに必要なのは、
お客さんの気持ちを引き寄せるのは、
ビジュアルだけとは限らない。
言葉や文章も背中を後押しする!
という事を伝える必要がある事に私自身が気が付きました💧
これをお伝え出来たら、気が付いてこれから先、活かして頂けたら嬉しいです。